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大掃除

こんにちは、建野海です。

今から自分、大掃除します!!

もちろん一人で(´;ω;`)

といってもやることは少ないんで窓拭きして、床もクイックルワイパーで掃除して、棚のほこりを取って荷物整理するだけなんですけどね。

…………うん、思ったよりあるね。

でも、まあ。毎年のことなんでいつも通りやれば大丈夫(´∀`)

そんなわけで、今から掃除がんばりま~すヽ(´▽`)/
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「思い出は少しずつ薄れて」 3


※今回の話はエロくはないですが、ぶっちゃけあれです。甘いです。読んでて恥ずかしくなるかもしれません。なので、そういった話が苦手な人はご注意を。



「祈りを貴方に、手紙を君に」二章「思い出は少しずつ薄れて」



なんでここに?

それが家に帰ってきた俺がリビングで千春と一緒にいる香織を見て、最初に思ったことだった。

まさかコンビニに出かけている間に人が来てるなんて思いもせず、しかもそれがついさっきまで会いに行こうかと考えていた相手だったため、なおさら驚いた。

だけど、それ以上に驚いたのは、

「お前……俺のこと分かるの?」

「け、佳祐だよ……ね?」

香織が俺のことを認識できていることだった。

お互い、何から話せばいいのかわからずに困惑する。

何か一言。喉元まで言葉は出かかっているのに、その一言が出てこない。

何か、何でもいいから何か。

お互いその場に固まった状態で、ようやく出た言葉は俺のものだった。

「き、綺麗になったな」

言ってから、しまったと後悔する。確かに会話のきっかけになる一言が欲しかったが、これは予想外だ。つい思ってたことを口にしてしまった。

俺の言葉を聞いた香織は思考停止していた。そしてようやく言われたことの意味を理解したのか、納得したような表情を浮かべた。

「やっぱり兄妹なんだなぁ」

香織は苦笑しながら呟いた。

その言葉の意味がわからず、俺は香織に尋ねた。

「なんのこと?」

「……なんでもないよ」

答えをはぐらかし、香織はその場に立ち上がる。そしてゆっくり俺に近づいてきた。俺の目の前まで来た香織はそのままじっと俺の顔を見つめてきた。

「な、なんだよ?」

俺の顔を覗き見る香織の顔があまりにも近かったため、問いかける際に声が少し裏返ってしまった。からかわれるかなと思ったが、香織はそんなことは眼中にないというかのごとく俺を見てさらには体を触ってきた。

「おい、お前なにしてんだ?」

返事をしない香織。あまりにもベタベタと触ってきたので、さすがに少し鬱陶しくなり、体に触れる手を退けようかと考えていると、俺が退ける前に香織は触れている手を離した。

「うん。佳祐だ」

「いや、だからさっきから俺だっていってるだろ」

「それは最初からわかってたってば。そうじゃなくて……ちゃんと生きてる佳祐だってこと」

そこまで聞いて俺はようやく香織が何を言いたかったのか理解した。

そうだった。俺死んでたんだ。そりゃあ説明も何もしないでいきなり現われられたら本物かどうか確かめたくなるわな。

「こういった時になんて言ったらいいかわからんが……とりあえず、ただいま」

「もう、なによそれ。意味が……わからないよ」

それまで平然としていた香織が突然俺の服の胸元を掴んだ。見ると、目元に今にも零れそうな大粒の涙を溜めている。声は若干かすれ声になっていて、心なしか肩が震えている。

まて、まてまてまて。マズいって! このままだとこいつ泣く!! というよりこの状況は昨日の千春と一緒だ。

俺は今にも泣き出しそうな香織を見つつ、奥にいる千春にSOSを送る。しかしSOSを受け取った千春は気まずそうにしながら俺から視線を外した。

「あ~うん。ごめん、お兄ちゃん。さすがに私ここで空気読めないことはしたくない」

千春へ送ったSOSはよくわからない返事によって却下された。

そして、遂に目の前にいる香織の我慢も限界を迎えた。

「うぅぅ。け、けいすけ~」

ポロポロと瞳から涙をこぼす香織。顔を俺の胸元に埋めて泣きじゃくる。それこそ子供のように。

「バカバカ。なんで……死んじゃったのよ。ずっと……待ってたんだよ? ……バカぁ」

俺の胸を何度も叩きながら、今まで心の奥底に溜まっていたものを吐き出すかのように香織は俺への文句を言いながら泣いていた。

……あぁ。俺って、こいつにこんな悲しい思いをさせるようなことをしちゃったんだな。

それはきっと香織だけじゃなくて、千春や母さん、父さん。それに俺と親しくしてたやつらをこんな気持ちにさせちまったのか。

そう思った瞬間、無意識に香織を抱きしめていた。

「ごめん、ごめんな香織」

「けいすけぇ。けいすけぇ~」

抱きしめられた香織はさっきよりも更に強く俺にしがみついた。

「そんなに強く掴まなくっても大丈夫だって。ちゃんといるだろ?」

「……うん。うん。あったかい」

「まったく。あんま泣くなって。美人が台無しだぞ」

「むりだよ。それに、けいすけの前なら私美人じゃなくてもいいよ」

うわぁ。ヤバイって。今のこいつ自分がなに言ってるかわかってないだろ。

香織へのいとおしさから、理性が飛びそうになる。今にもキスしそうだ。それを必死に抑えて、香織を落ち着かせる。

「もうそろそろ大丈夫か?」

呼吸も落ち着き、俺の服に染みていく涙も止まった。もう落ち着いただろうと考えて、香織を少し引き剥がす。

「……うん」

真っ赤に充血した目を擦りながら香織は少しだけ俺から離れた。それでも、片手はまだ俺の胸元を掴んでいる。

「ちゃんと俺がいるって確認できた?」

「……うん」

「じゃあ、ひとまず話し合いするために座るか」

香織を連れて千春のいるこたつに行こうとするが香織はその場から動かない。

「香織?」

「佳祐、ごめん。私もう我慢できない。キス……して」

…………えっ!?

「キス?」

「そうだよ、キス。……してくれる?」

そう言って香織は潤んだ瞳で俺を見つめ、俺がキスをするのを待っている。

俺は奥にいる千春をちらりと見た。千春はこの光景に照れているのか顔を赤くして、こっちをチラチラ見ては視線をそらしている。

千春のやつがいると、面倒だな。

千春のことだ、ここで俺がキスをしなければヘタレと罵り、したらしたで叫び喚く。どっちにしても面倒なことになる。

しょうがない、こうなったら……。

「香織、俺の部屋行くぞ」

香織の返事も待たず、少々強引に手を引いて部屋に向かう。千春のやつが追いかけてきたが、追いつかれる前に二人で部屋に入り、鍵を閉めた。

「とりあえず、ベッドに座れよ」

香織は黙って頷きベッドに腰掛ける。そしてそのまま目を閉じて俺を待つ体制になった。

心臓がやたらドキドキする。べつにファーストキスでもないのに、なんでこんな。

一歩、また一歩。香織に近づき、やがてお互いの吐息がかかるほど顔が近づいた。

それほど近づいたところで俺は香織の目元に残る涙の後を見つけた。

「まったく。泣きすぎだよ、お前」

そう言って、俺はまず涙の跡を消すように香織の目元にキスをした。

「……ん」

くすぐったそうにする香織。そんな香織を見て更に鼓動が早まった。

涙の跡を消し終えると、次に首にキスをする。少し強く香織の首を吸って口を離す。俺がキスをした部分はほんのり赤くなった。

「キスマーク、付けられちゃったね」

香織は嬉しそうに、無邪気な笑みを浮かべる。

……限界だった。

今度こそ香織にキスをした。口と口のキス。香織の柔らかい唇が触れる。香織の熱を直に感じる。

どのくらいそうしていたのだろう? 短くも感じるし、長くも感じたキスをどちらともなく終えて俺たちは離れた。

互いの間に沈黙が漂ったが決して悪いものではなく、むしろ心地よかった。

いつまでも続くと思った沈黙は香織の一言によって終りを告げた。

「ねえ、佳祐」

「なんだよ」

「私と、付き合って」

「いいのか? 俺……生きてるのかよくわからないんだぜ」

「佳祐は、生きてるよ。大丈夫私が保証する」

自信満々な香織の返事に俺は苦笑した。

「なんだか頼りない保証だな」

「そんなことないって。私の保証はすごいから!」

「そうですか」

「そうだよ。だから、わたしにす……」

香織に最後まで言わせずに俺は二度目のキスで口を塞いだ。

「お前言い過ぎ。こういうのは男が言うもんだろ」

「そうなの?」

「そうなんだよ」

「じゃあ、私に言ってよ。その言葉」

「……好きだよ、香織。ずっと前から好きだった」

「うん。私もだよ」

お互いに気持ちを確かめ合い、俺たちは三度目のキスをした。

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「思い出は少しずつ薄れて」 2


「祈りを貴方に、手紙を君に」二章「思い出は少しずつ薄れて」



私を起こすと、お兄ちゃんは部屋を出ていった。

コンビニに行くって言ってたけど、何を買いに行くんだろう? 雑誌か何かかな?

少しだけ気になったが、すぐにどうでもよくなった。あんまり考えてもしょうがない。お兄ちゃんが帰ってくれば分かることだ。

私は椅子にかけてある上着を羽織り、朝食のできているリビングに向かった。

リビングに入ると温め直した豚汁の香ばしい匂いが漂っていた。キッチンテーブルには昨日の夕飯の残りとお兄ちゃんが作った目玉焼きがあった。

ひとまず料理を運ぶのを後にして私はこたつの電源を入れてテレビを点けた。テレビから流れる朝のニュースではクリスマスの特集で各地の観光スポットの紹介をキャスターがしている。私はそれを見ながら、こたつの上のテーブル部分に料理を運ぶ。料理を運び終わったら、食器棚から茶碗を二つ取り出してご飯と豚汁をそれぞれの茶碗によそう。そして最後に冷蔵庫から飲み物を取り出そうとしたところで、私はなぜお兄ちゃんがコンビニに行ったのか理解した。

あ……飲み物ないや。だからお兄ちゃん買いに行ったのか。

お兄ちゃんが帰ってくるまでご飯を食べるのを待とうと思ったが、せっかくまだ食事が温かいのに冷めてしまってはもったいないと考え、先に食べることにした。飲み物の変わりは豚汁がある。

ご飯と豚汁を運び、温まり始めたこたつに足を入れる。こたつから発せられる熱が冷えた足にじんわりと染み渡る。

テレビのチャンネルを何度か変えて何か面白い番組がやっていないか探すが、どこもいい番組がなかったので、ニュースを見ることにした。

玄関のチャイムが鳴ったのは食事を終えて食器を洗ってた時だ。

こんな朝から誰だろう?

セールスマンだろうかと考えながら濡れた手を拭いて玄関に向かう。

「は~い」

ほんの少し扉を開けて、扉の先にいる人物を確認する。

「久しぶりね、千春ちゃん」

扉の先には笑顔で私に挨拶をする香織さんがいた。

「香織さん。どうしたんですか?」

突然の来客に私は驚いた。

「ちょうど今日バイトが休みで暇になったから佳祐のお墓参りに来たの。今はその帰り。それで千春ちゃんがいるようだったら久しぶりに会いたいなと思って……」

「そうだったんですか。前もって連絡してくれればよかったのに」

「確かにそうね。アポなしで来るのは失礼だったわね」

「あ、いえ。別にそういう意味じゃ」

「……ふふ。いいのよ、どうせ来るなら電話やメールで連絡しとくんだったわ。でも、それをしなかったおかげでいいもの見れちゃった」

いいもの? なんのこと?

私がそう思ってると香織さんが私を指差して言った。

「千春ちゃんってば普段家にいるときはそんな格好してるのね。ジャージ似合ってて可愛いわよ」

香織さんに指摘されて私はようやく気がついた。……私、まだ寝間着のまんまだ!!

「あ、あのすいません。中に入って待っててください!」

私は香織さんを家に上げるとすぐに私服に着替えるために自室走った。

部屋に入り寝間着を脱ぎ捨て私服に着替え、香織さんの待つ一階に戻る。香織さんは玄関で待っていた。

「お、お待たせしました」

「お疲れさま。別に着替えなくてもよかったのに」

「だ、だって恥ずかしいじゃないですか。寝間着なんですよ、あれ」

「そうなの? でも普段はあれを着て家にいるんじゃないの?」

「そうですけど……」

「私は気にしないけどな~」

「私が気にするんです! もしかして香織さん私のことからかってます?」

「あっ、わかっちゃった? 実はちょっとだけ」

「ひどいですよ~」

「だって千春ちゃんてからかうと面白いんだもん」

「香織さん、私のことそんな風に思ってたんですね」

私の反応に香織さんは苦笑し、

「まあ、佳祐の妹さんだしね」

と、少し寂しそうに呟いた。

「あ、こんなところで立ち話もなんですから」

そう言って私は香織さんをリビングに案内する。

「お邪魔します」

香織さんは靴を揃えて脱ぐと私の後に付いてリビングに入った。

「えっとこたつと椅子がありますが」

「千春ちゃんに合わせるわ」

「じゃ、じゃあこたつでいいですか?」

「ええ。かまわないわ」

香織さんは着ていたコートを脱ぎ、綺麗に畳んで持っていたカバンの上に置いた。たったそれだけの仕草なのにどことなく気品が漂うのを感じる。

「どうかした?」

余程じっと見つめていたのか私の視線に気づいた香織さんはちょっと照れながら私に尋ねた。

「えっと、改めて香織さんって綺麗なんだなぁって思って」

「あら? そんな風に思ってくれてたの? お世辞でもうれしいわ」

「お世辞なんかじゃないですよ。その、なんていうか、香織さんって、できる大人のイメージみたいなのが私の中にあるんですよ。だからどうやったらそんなに綺麗になれるのかなあって」

上手く言葉が見つからず、しどろもどろになりながら話す私の話を香織さんは笑いもせず聞いてくれた。

「……綺麗ね。自分ではそう思わないけどな。でも綺麗になりたいなら、あることをするといいわよ」

「あることって?」

「うん。ぶっちゃけ恋」

……恋?

「あ、今なに漫画みたいなこと言ってるんだって思ったでしょ」

「お、思ってませんよ」

実はちょっぴり思ったり。

「そう? でも案外外れてるわけでもないわよ、これ」

「そうなんですか?」

「ええ。だって好きな人ができれば、その人に振り向いてもらえるようにって色々と努力するじゃない。化粧を変えてみたり、ダイエットして体型をよくしたり、他にも色々ね。それが結果的に綺麗になることに繋がる。綺麗になるってようするに何かの目的を達成する途中で生まれる副産物みたいなものなのよ」

香織さんの考えを聞いて私はすごいと思った。私は今言われたことなんて考えたことなかったし、彼氏だってできたらいいな~程度にしか思ってなかったからだ。

「やっぱり香織さんはすごいです。私そんなこと考えたことなんてないですもん」

「でも、これは私の考えだから、これが正しいってわけじゃないからね」

「それでも参考になりました」

私も何か綺麗になるための目標を見つけようかな~。そんなことを思っていたところで私はあることに気がついた。

「あれ? ということは香織さん今恋してるんですか?」

今話してくれたことを香織さんに当てはめるとそういう考えに至った。

「う~ん。してるといえば、してるのかな?」

その答えを聞いて、私はものすごい興味が湧いた。香織さんが恋してる人って一体誰だろう? やっぱり格好よくて頭もいいんだろうか?

「え~どんな人なんですか? 教えてください」

香織さんは腕を組んでしばらく悩んだ後、

「う~ん。まあ、いいよね」

と言って、その相手を教えてくれた。

「……え、えええぇぇ!!」

香織さんの恋の相手は私の予想より遥か上を行く人物だった。

「そ、そんなに驚くこと?」

「そりゃ驚きますよ。だって全然釣り合わないじゃないですか。これこそまさに月とスッポンですよ!」

「酷い言われようだなぁ」

私の反応が予想外だったのか香織さんはどう答えればいいか困っていた。

だけど、私からしたらそれだけその相手が予想外だったのだ。香織さんみたいな人がよりによってなんで……。

「ただいま~。千春飲み物買ってきたぞ~」

と、そこで飲み物を買いにコンビニに行っていたお兄ちゃんが帰ってきた。そう、今の話しの“当事者”が。

「なあ、車庫に車止めてあったけど誰か来てんのか?」

コンビニの袋に入った飲み物を持ちながらリビングに入ってきたお兄ちゃんは、私と一緒にこたつに入っている来客に気がついてその場に固まった。

香織さんも突然入ってきたお兄ちゃんを見て固まっている。

……そうだ、私以外にはお兄ちゃんは見たことがない人間に見えるんだった。

そのことを思い出した私は固まったままお兄ちゃんを凝視する香織さんに説明をしようとする。

「あの、香織さん。この人は……」

私の従兄弟です。そう私が答える前に香織さんは私が全く予想してなかった言葉を口にした。

「け……佳祐?」

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お絵かき

こんばんは、建野海です。

実は自分、先月から絵を描きはじめました(*^□^*)

とはいっても、それまで絵なんてまともに描いたことがなく、中学時代は美術2という成績でした。

描けても棒人間がせいぜいです。

なので小説を書いてる合間や、時間が空いたときに少しずつ練習してました。

それで、今回初めてキャラ描いてみたんですが……。

こいつです↓




幼稚園児のつもりなんですが、分かりますかね?

画力はまだまだなのでしばらくはシャーペンで描くつもりです。

小説書きながら、絵をちまちま練習する。

楽しいです(´ω`)
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「思い出は少しずつ薄れて」

「祈りを貴方に、手紙を君に」 二章「思い出は少しずつ薄れて」



カーテンの隙間から射し込む朝日の眩しさで俺は目を覚ました。布団を被っているのに、どうにも寒いなと思っていると、部屋のドアが開いており、そこから冷たい空気が流れ込んでいた。

昨日の夜にしっかり閉めていたと思っていたから、どうして開いてるのかと思ったが、よく考えたら夜中に一回トイレに行っていた。おそらく、その時にしっかり閉めなかったんだろう。

「……それにしても、懐かしい夢見たな」

珍しく、起きても夢の内容を覚えていた。うろ覚え程度だが、誰の夢だったかは分かる。

香織のやつ、今どうしてんだろうな?

ここは俺が死んでから三年後の世界だ。となると、今の香織は大学四年。就職活動に失敗してなければ、今ごろ落ち着いて毎日過ごしてるだろう。

彼氏とか、できてんのかな?

自分で言うのもなんだが、俺と香織は中々いい関係だった。少なくとも友達よりは上だったはず。どちらかが告白していたらきっと恋人同士になっていた……と思う。

あくまでこれは俺が感じてたことで、香織にはそんな気はなかったのかも知れない。そうだとしたら、自惚れもいいとこだ。

それでも、今の香織に彼氏ができていたら、やっぱり嫉妬する。別に彼氏だったわけじゃないが、彼女と親しかった男としては悔しい。

……会いに行こうかな?

よっぽど自宅は変わってないだろうから、行こうと思えば行くことはできる。お金も昨日帰ってから調べて見つけた。

どうする?

行けよと背中を押す声と行っても意味がないだろうと言う声が頭に響く。

色々と考え、しばらく悩んだ末に結局行かないことにした。理由はいくつかあり、一つはまず会いに行っても俺のことを認識できないだろうと思ったからだ。それに今の香織には香織の生活がある。そんなあいつの所に、死んだはずなのに生きている得体の知れない存在の俺が行ったところでしょうがないだろう。

よし、行かないって決めたし、とりあえず、飯食おう。

朝食をとるために俺は階段を降りてリビングに向かう。

洗面所で顔を洗った後、キッチンに入った俺は、鍋に入っている豚汁を温め直す。冷蔵庫からキャベツの千切りとコロッケを取り出す。これらはみんな昨日の夕食の残りだ。

それらとは別に冷蔵庫から卵を二個取り出し、空いているガスコンロの上にフライパンを乗せて油をひく。換気扇を回し、コンロに火を点ける。油が少しずつ表面に広がる。卵をキッチンテーブルの角に軽くぶつけてひびをいれる。油が十分広がり、フライパンが温まったところで殻を割り、卵を二個フライパンの上に落とす。

ジュッという音と共に卵白が固まりはじめる。俺はフライパンに蓋をし、目玉焼きが出来上がるのを待つ。

待ってる間に再び冷蔵庫を開けて、中から牛乳を取り出す。食器洗い機の中にある洗い終わっているコップを手に取り、牛乳を注ぐ。

……あれ? 一杯分しかないな。

予想していたより牛乳は残っていなかった。冷蔵庫の中にある飲みものはこれだけしかないため、このままだと朝食の時の飲み物がない。

リビングの壁にかけてある時計を見ると、時刻は九時半。スーパーはもう少ししないと開かない。

しょうがない。コンビニに買いに行くか。

コップに入ってる牛乳を飲み干して、出来上がった目玉焼きを皿に乗せ、豚汁とフライパンを温めていたコンロの火を切る。

それにしても、千春のやつまだ寝てるのか? 冬休みだからって寝すぎだろ。

様子を伺うためにリビングを出て二階の千春の部屋に向かう。

二階にある三つの部屋。一番右が荷物置き場。左側が俺の部屋。そして、真ん中の部屋が千春の部屋だ。

千春の部屋の前に立ち、ノックをする。

コンコン、コンコン。

ドアを叩く音が周りに響く。返事はない。仕方なくドアを少し開けて、中の様子を伺う。

「お~い、ちはる~。朝だぞ~」

部屋の中はカーテンが閉めきられており真っ暗だ。音を立てないようにして中に入る。

ベッドの横に行くと、寝間着のジャージを着て、穏やかな顔をして眠っている千春がいた。

「……ぅ……おに……ちゃ」

むにゃむにゃと何か寝言を言っているが、何を言ってるか分からない。そんな千春を見てるとイタズラ心がふつふつと湧いてくるが、それを抑えて千春を起こす。

「おい、起きろ。もう朝だぞ」

肩をやさしく叩いて起こそうとするが千春は起きない。

「こら、飯できてるんだから早く起きろ」

今度は肩を揺する。かなり強めに。

「……ぅ、ぅん?」

今度は効果があったのか、うっすらと目蓋を開いて千春が起きた。

「あれ? ……おにいちゃん?」

「そうだよ。もう朝だ。飯できてるから早く降りてこい」

「あ~うん」

まだ寝惚けてるのか、千春はボーッとしながらベッドから抜け出そうとする。しかし、ベッドの外の冷たい空気を感じた瞬間、またベッドの中に戻ってしまった。

「さむい。あともうちょっと寝かせて」

千春は冬特有のベッドのぬくもりという誘惑に誘われてしまった。

「だめだって。そうやってるとお前また寝るだろ。俺今からちょっと出かけるからその間にお前飯食っとけ」

「お兄ちゃん、どこか行っちゃうの?」

起きがけのトロンとした上目遣いの瞳で千春は俺を見つめる。こうして見るとちっちゃな子供みたいだ。

「ちょっとコンビニに行ってくるから留守番してろ」

「うん。わかった」

千春はそう返事をすると、今度はきちんとベッドから出た。

「じゃ、行ってくる」

眠そうに目蓋を擦る千春の頭をポンポンと軽く叩いて俺は部屋を後にした。

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「Arrangement of memory」1



夢を見た。懐かしい夏の出来事だ。

暑く、肌を突き刺し焦がす程の太陽光が降り注いでいる。今年の夏は、まだ始まったばかりなのに、早く秋になってくれと思うほどの猛暑だった。

ついさっき買ったばかりのペットボトルのジュースは既に空になっていた。飲み物を買っては飲み干し、買っては飲み干しと繰り返す。これじゃあお金が幾らあっても足りないな。

空のペットボトルをゴミ箱に捨てる。

日射病になると面倒だと思い、木陰に移ろうとするが、あいにく木陰は他の客人で満員だった。

仕方なく近くにあるベンチに座る。ベンチに座った瞬間、それまで自覚してなかった疲れがどっと押し寄せてきた。

あ~疲れてんな。

ただでさえ猛暑によって体力を奪われているのに、ここ数日はバイトが毎日あった。体を騙しながら頑張っていたが、どうもここに来て限界がきたらしい。

ちょっとだけ……寝よ。

マナーが悪いのは分かっていたが、疲れと眠気に逆らうことはできず、そのまま横になり、ベンチで眠ることにした。

目を閉じると、待ちわびていたというように意識は途切れた。



額にひんやりと冷たい何かが触れているのを感じ、俺は目を覚ました。

ゆっくり目蓋を開けると、明るすぎる日差しは少し影を潜め、暗闇が徐々に面積を増やし始めていた。

額に感じる冷たい何かを手に取る。水滴を垂らしている白い女性用のハンカチがそこにはあった。そして、このハンカチには見覚えがあった。

「あ……起きた? こんなところで寝るなんてよっぽど疲れてたんだね」

背後から聞き慣れた声が聞こえた。俺は上半身を起こし、声の主の方を向く。

「香織?」

後ろを向いた先にいたのはいつもより少しだけ気合いの入った服装をしている市川香織がいた。

「そうだよ。誰だと思ったの?」

「いや、別に誰とも思ってないけど……。ところで、なんでここにいるの?」

「もしかして寝惚けてる? 今日みんなで一緒にご飯食べに行こうっていってたでしょ?」

香織に言われて思い出した。そうだ、今日は久しぶりにいつものメンバーで飯を食いに行くんだった。

予定を思い出したところで、ポケットから携帯電話を取り出し、時間を確認する。既に六時を過ぎていた。集合時間が五時半だったから大遅刻もいいとこだった。

「ヤバッ! みんな今どうしてる?」

現状を理解すると、それまで霧がかかっているようだった思考が一気にクリアになった。

「みんな先にお店に入って軽くご飯食べてるよ。そんな中で私は食事を我慢して一人で佳祐の捜索をしてたの。なにか私に言うことは?」

「ごめんなさい。それと待たせて悪かったな」

「素直でよろしい。それじゃあ、みんなのとこに行こっか」

「そうだな」

先に食事を始めている友人の元に向かって二人で歩き始める。

「そういえば、なんで俺がここにいるってわかったんだ?」

連絡もできなかったのに俺を見つけることができた香織に理由を尋ねた。

「別にここにいるって確信してた訳じゃないよ。ただ佳祐ってよく公園にいるから、今回もいるかな~て思ってお店の近くの公園探してみたの。そしたら案の定いるんだもん。あんまりあっさり見つかったから、思わず笑っちゃった」

俺を見つけた時のことを思い出したのか、香織は笑いだした。

「悪かったな、単純な男で」

「いいと思うけどな、単純な男の方が」

「ミステリアスな部分があった方がモテるだろうが」

「そうなの? それじゃあ佳祐はモテないね。裏表ないもん」

「うるせえ」

互いに軽口を叩きあいながら黄昏の下を二人で進む。

友達以上恋人未満の関係。先に進むか、後ろに下がるか決めることができずに停滞の日々を過ごしていた夏の日の記憶。

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とりあえず

こんばんは、建野海です。

なんとか間に合いました。

なんの事かと言うと、「刹那のぬくもり、そして……」の一章が終わりました。

イブまでには一区切り書いておこうと決めてたんですが、忙しくてあまり書くことができず、気がついたら、

あれ? もしかして今日イブなのΣ( ̄□ ̄;)

という状態でした。

それで一気に書き上げて、さっきようやく終わりました。

間に合ってよかった~(*´∇`)

さて、これからのことで一つ変わることがあります。それは、「刹那のぬくもり、そして……」は二章からタイトルが変わるということです。

これは、元々章ごとのタイトルを決めてあったので、変更することにしました。

わかりにくかったらすいません。

それでは、「刹那のぬくもり、そして……」を読んでくださってる方々。

これからもよろしくお願いします。

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「刹那のぬくもり、そして……」 7



「へ~。それじゃあ、壮介さんはこっちに遊びに来たついでにハルの面倒見ることになってるんですか?」

立ち話しも何なのでという明衣の提案で私達は飲み物を買って再び席に着いた。私とお兄ちゃんと明衣は四人席に座って、柴田くんとゆーちゃんは隣の二人用の席に座った。明衣は自称私の従兄弟の“佐山壮介”に興味があるのかさっきから質問攻めだ。ちなみに私はいつボロが出るか心配中。

「ついでって言うより、ホテル代を浮かすために面倒見ることになってるんだよ。さすがに数日とはいえ未成年の女の子一人にはできないからね」

「ちなみに壮介さんの歳はいくつ何ですか?」

「俺? 十九だよ」

「なんだ~。あたし達と一つしか変わらないじゃないですか。しかも未成年じゃないですか。なんだか接し方が歳が離れた感じだったからもっと離れてるかと思いましたよ」

「あ……あ~。そうだね」

ほら、さっそくボロが出始めた。そこは二十二と言うべきだよ。

……確かにお兄ちゃんとの関係をどう説明しようか思い浮かんでなかったけど、すぐにばれそうな設定なんて言ってもしょうがないのに。

かといって、「この人は死んだ私の兄です」なんて言ったら頭がおかしくなったのかもしれないと思われるし……。

しょうがない、ひとまず皆に不審に思われないようにフォローをしていこう。

「そういえば大学ってどう? やっぱり忙しいの?」

さりげなく話題を逸らすことでフォローをする。私のフォローに気がついたお兄ちゃんは話を合わせた。

「う~ん。その気になれば忙しくもできるし楽にもできるな」

「どういうことですか?」

受験生の明衣は大学に関する話題にさっそく乗ってきた。

「基本的に大学は自分の必要な講座にでて単位が取れれば問題ないから、必要最低限の講座しか取ってない人なんかはそうでない人に比べて自由な時間は多いね」

「それじゃあ、そういった時間で友達と遊んだりできますね」

「そうだね。ただその場合は友達も空いてないといけないから都合が合わないことも結構あるね」

「そうなんだ~。じゃあ遊んでばかりいられないですね」

大学生活の現実を聞き、期待していたものと違うと知った明衣はガックリとうなだれた。お兄ちゃんはそんな明衣を見て苦笑した。

「まあ、なにも友達と遊ぶことだけが全部じゃないから。空いた時間はバイトに使うことだってできるし」

「なるほど。言われてみれば、確かにそうですね」

「……あの。壮介さんはどこの大学に通ってるんですか?」

それまで隣で話を聞いていたゆーちゃんがお兄ちゃんに質問をした。気になるのか柴田くんも聞き耳を立てている。

「俺の大学? えっと……」

言っていいものだろうかとお兄ちゃんは瞳で私に訴える。私は、そんなの自分で考えろという意味を込めて無言の返事をする。

「国公立大学とだけは言っておくよ。あんまりレベルが高いところじゃないから恥ずかしくて言えないし」

「え~。いいじゃないですか。言ってくださいよ。国公立ってだけで既にレベル高いんですから。あたし達なんてみんな私立ですよ。その時点でレベル上ですって」

「……おい、上村。言っておくがこの場にいる中で私立受けるのお前だけだからな。おれと優里は国公立だぞ」

「え!? あ、あれ~。そだっけ? だって私立受けるって言ってたの聞いたよ、あたし」

「いや、それ滑り止めの話しだから」

「うそっ!? だってユウはそんな事言ってなかったよ」

明衣は心底驚いたような表情を浮かべ、嘘であって欲しいという望みと共にゆーちゃんに返事を求めた。しかし、ゆーちゃんは返事をするのが気まずいのかチラチラと明衣の顔を見ては視線をそらし、告げる。

「ごめんね、めいちゃん。『みんな私立受験するんだよね』ってあんまり嬉しそうに言ってたから、なんだか言いだしづらくて」

ゆーちゃんの返事を聞いた明衣は彼氏に振られたかのように呆然とした。

でも、よくよく考えたらもうちょっと経てば、どっちにしろ分かることなんだけどね。だって私立と国公立って受験の日程期間が少し離れてるみたいだし。

明衣ってば今日までそのことに気がつかないなんて。やっぱりちょっと天然が入ってるな。

空気の抜けた風船のようにしょんぼりしている明衣に私達は何て声をかけてあげればいいのかわからずにためらっていると、

「まあ、私立だから国公立より悪いなんてこともないし、あまり気にしなくてもいいんじゃないかな? 自分の行きたいところに行くだけなんだし」

お兄ちゃんが励ましの言葉を口にした。

「そ、そうですよね! いや~壮介さんは話が分かるな」

「その言い方だとおれたちは話が合わないって聞こえるんだが」

「あれ? 別にみんなに向かっていったつもりはないんだけどな~」

からかうように笑いながら明衣は言う。

「うぅ。めいちゃん、もう許して」

「ええ~どうしよっかな。ユウってばあたしのこと騙してたしな~」

「いや、それはお前が気づかなかっただけだ」

「別に嘘ついたわけでもないしね。明衣が勝手に勘違いして喜んでただけだもんね」

「そこ、余計な突っ込みをいれない。あたしは今ユウと話してるんだから」

明衣は私達の突っ込みを軽くあしらうと、口元に手を当てて何かを考え始めた。そして、何かを思いついたのか嫌な笑みを浮かべた。これは明衣が何かをおもしろいことを企んでいる時の笑みだ。こんな時は大抵ろくでもないことを明衣は言いだす。

私の予想通り明衣は本当にろくでもないことを口にした。

「じゃあ、あたしを騙した罰としてユウには好きな人にキスをしてもらいます」

明衣の発言にこの場にいる二名が固まったのを感じた。それが誰なのかは言うまでもない。

「いや、罰とかお前が勝手に言ってるだけだから。別にやらなくていいだろ」

「そ、そうだよね。わたし悪いことしてないもんね」

「いいじゃん。そこの彼氏彼女さん、あたしにキスを見せてよ。それともまだしてないとか?」

「それぐらいもうしたっつうの!」

と、そこまで言って自分が何を言ったのかに気がついたのか柴田くんは口をつぐんだ。恥ずかしさから頬がほんのり紅潮しているのがわかる。ゆーちゃんは言うまでもなく、柴田くん同様に顔を赤くしてうつむいていた。

二人の反応を見て、明衣は満足そうにしている。おそらく最初から今のような反応が見られれば満足だったんだろう。

嵌められたことに気づいた柴田くんが明衣に対して何か言おうとしたとき、私達のやりとりをそれまで見ていたお兄ちゃんが間に入ってきた。

「あ~。楽しく話すのはいいけどもう少し声のボリューム落とそうな。さっきから周りの人や店員がこっち見てるから」

お兄ちゃんに言われて私達は周りの様子を伺う。何人かの人が迷惑そうにこっちを見ていた。

「……アハハ」

こうなった一番の原因の明衣は現在の状況を理解してただ笑っていた。



「それじゃあ、またねハル。それに壮介さん」

「うん。またね」

「おれたちも失礼します」

「じゃあまた何かあったら連絡するね、ちはる」

「わかった。二人もまたね」

雑談を終えてデパートを出た私達はそこで別れた。空はもう青色から赤褐色に染まっていた。

「いつの間にかこんなに時間が経ってたんだ」

まだ昼を少し回ったくらいだと思ってたから私は驚いた。

「まあ、日が短くなってるから時間が経つのが早く感じるっていうのもあるんだろうけどな」

私の隣を並んで歩くお兄ちゃんが言う。

「そういえばお兄ちゃん、なんなのあれ?」

「あれって?」

「私の従兄弟っていう設定。ボロ出まくりだったじゃない」

「いや、まあ。だけど設定は悪くなかっただろ? そりゃボロ出てたけどさ」

「う~ん。ギリギリ及第点に届いてないかな」

「きびしい審査だな」

「身内ですから」

隣を歩くお兄ちゃんと私。こうして隣に立たれて、私はあることに気づいた。

「お兄ちゃんさ」

「……ん?」

「背、縮んだ?」

「バカ、縮むわけないだろうが。単にお前がでかくなっただけだよ」

昔はお兄ちゃんの胸元くらいが私の頭の位置だったのに、今ではお兄ちゃんの肩に私の頭がある。

「……えへへ」

「お前、なに急に笑ってるんだ?」

「いや、私も成長したんだなって実感してたらつい」

「まあ、確かに大きくなったよな」

お兄ちゃんは私の全身をじっと見た。そして今までの私の身長と比較する。しばらく昔の私との比較をしていたお兄ちゃんはやがて、何かに納得した。

「そっか、そうだよな」

「なに?」

「今のは独り言だ。気にすんな」

「ふ~ん。ならいいけど」

それからお兄ちゃんは何かを考えてるのか黙り込んでしまった。隣にいる私は会話がなくてつまらない。仕方なく周りの景色を見ながら歩いていると、電柱に貼ってあるポスターが目についた。

「あ、これ」

電柱に近づきポスターに書いてある内容を読む。

「千春、どうした?」

私を追ってお兄ちゃんが近づいてくる。

「ほら、これ見てよ」

私はポスターに書かれている内容をお兄ちゃんに見せた。

「なになに? クリスマス記念撮影コンテスト!! クリスマスに撮った写真をコンテストに応募してインターネットで投票。投票数が多ければ豪華景品あり。……なにこれ?」

「よくわからないけど、そういったイベントがイブとクリスマスの二日間にあるんだって」

「ふ~ん。意外とおもしろそうだな。それに場所も指定してあるな」

「うん。ポスターに書いてあるのだと、駅近くのクリスマスツリーの下みたい」

「あのやたらイルミネーションや飾りをくっつけてるおっきいツリーか」

「そうそう。ここからそんな遠くないし、せっかくだからちょっと見に行かない?」

「いいぞ。ついでに晩飯の材料を買ってくか」

「もちろん支払いは私のお金でね」

「正確には母さんの金だけどな」

私とお兄ちゃんは晩ご飯の献立をなににするのか話ながらツリーの元に向かった。



ポスターを見てから十数分程歩いたところで私達はツリーの元に着いた。見上げなければ全体が見えないほど高くそびえ立つクリスマスツリー。係の人が取り付けたイルミネーションや飾りに加えて、ツリーの下の葉の部分には一般人が付けたとわかる手製の飾りや、カップルの愛の誓いが書かれた板もくっついてたりした。七夕じゃないんだからと私は心の中で突っ込みを入れる。

「ここで写真撮るのか」

お兄ちゃんがツリーの周りをうろつきながら呟く。

「そうみたいだね。夜になればここのイルミネーションもライトアップされるし、相当綺麗な写真になると思うよ」

「……なあ、俺達もイブかクリスマスにここで写真撮らないか?」

「え~やだよ。恥ずかしいし」

「いいだろうが。どうせお前イブもクリスマスの両方とも暇だろ」

断言しなくても……まあ実際暇なんだけど。

「だいたいなんで急に撮ろうなんて思ったの?」

「だってこのコンテストおもしろそうだし。得票高ければ景品でるんだろ? だったらやったほうが楽しめていいだろ?」

「は~しょうがないな、お兄ちゃんは。いいよ、どっちかで写真撮ろ」

「さすが俺の妹」

そう言ってお兄ちゃんは私の頭を軽く叩く。

「ちょっと、頭叩かないでよ」

「痛かったか?」

お兄ちゃんは私の頭を叩くのを止めて髪の毛を優しく撫でた。

「……くすぐったい」

「そうか。じゃあ止める」

お兄ちゃんの手が頭から離れる。さっきまで頭にあったぬくもりは冷たい外気に触れて刹那も保たずに消えてしまった。

「じゃあ買い出しに行くか」

明るく笑いながらお兄ちゃんは先を歩き始めた。

そんなお兄ちゃんの後ろ姿を見て、さっきまでなんとも思わなかったのに、突然私の脳裏にある考えが浮かび上がった。

お兄ちゃん、もう居なくならないよね?

根拠のない不安を胸に抱き、私はお兄ちゃんの後に続いた。

The day when it faces it. end
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「バトンさんや」「なんだい? 作者さん」

こんばんは、建野海です。

久しぶり? の創作バトンです。

下にあるので、よければ見てください。

ちょうど下のバトンにも少し書いたのですが、今回自分の小説の世界観について書こうかなと思います。

自分の作品で短編、長編含めて世界観が同じで時系列も殆ど変わらないものが多数あります。

こういった書き方を何と言うのかは忘れてしまいましたが(シェアワールドだったかな?)、自分の作品では他の作品の主人公がサブキャラとして出たり、他の作品のサブキャラが主人公になることはしょっちゅうあります。

共通世界の作品は現在、
「苦くて甘い1日」
「そして今日は、」
「彼はいつだって笑っていた」
「迷子の私と天使の人形」
「刹那のぬくもり、そして……」

です。自分の中の考えに、人は一人一人に物語があり、誰でもその物語の主人公だというものがあります。

もちろん、全員の物語を書くことはできませんし、主人公と呼べるような人生を過ごさないかもしれません。

しかし、その人物が一生を終えたとき、それがどれほどくだらなく、退屈なものであっても、その物語を紡いだのはその人自身なのです。なので、普段はサブキャラだったけど視点を変えるとその人は主人公なのです。

たしか、スピンオフがこのような形式だと思います。

えっと、本当は色々と言いたいのですが、何が言いたいのかがうまく伝えられないので、このあたりで止めときます。

一次創作バトン

Q1 まずはお名前をどうぞ!
A1 建野海です
Q2 字書きさんですか? 絵描きさんですか?
A2 字書きです
Q3 一次創作歴は何年ですか?
A3 一年数ヶ月です(´ω`)
Q4 ひとつの作品を仕上げるのにどのくらいかかりますか?
A4 短篇なら早くて数時間長くて一週間。長編は完成しないとわからないです。
Q5 一番自慢の作品やわが子について紹介してください!
A5 今のところは「刹那のぬくもり、そして……」です。更新が多いとその作品がお気に入りになったりします
Q6 影響を受けている創作物について教えてください(小説、漫画、絵などなんでも!)
A6 映画や漫画(絵も)を見て影響を受けることが多いです。小説を書く際、話が絵になって現れるので……
Q7 創作のネタを考える場所、またはひらめくシチュエーションを教えてください!
A7 夜中の布団に入って寝れない時やお風呂でのんびりしてるときかな(*´∇`)
Q8 作品、わが子のイメージソング、創作中のBGMなどあれば教えてください!
A8 大抵、宇多田ヒカルの曲で、「刹那のぬくもり、そして……」はLetters。「迷子の私と天使の人形」はCan You Keep A Secret? かな?
Q9 あなたの一次創作あるあるを教えてください!
A9 大抵兄妹、姉妹、兄弟、姉弟が出ます。出してなくても設定上はいたりします。あと、今のところ短編の殆どと「刹那のぬくもりそして……」の世界観が同じでサブキャラとして他作品から出たりします。
Q10 ありがとうございました!質問は以上です! 次にバトンを回す方を何人でもどうぞ!
A10 一次創作してる人は気が向いたらやってみてください~
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「刹那のぬくもり、そして……」 6



家を出てから数十分。俺と千春は駅近くにあるデパートの中のファーストフード店に来た。

昼時ということもあり、店の前には人の列が出来ている。千春には先に席を取っておいてもらい、俺は列に並んで順番が来るのを待ちながら、メニューを見て何を買おうか悩んでいた。

「席取れたよ」

席を確保した千春が戻ってきた。そして、俺と同じようにメニューを見始める。

少しずつ人の列が消化されはじめ、俺の番まで後二人となったところで買うものが決まった。千春の方を見ると、どうやら既に何を注文するのか決まってるようだった。

「私チーズバーガーのセットで飲み物は烏龍茶ね。あと、これ」

千春は注文するものを俺に伝えると財布を手渡した。

「ああ。そういえば俺金持ってなかったな」

いつもと同じ感覚でいたため、自分の手元にお金がないことを忘れていた。

「そうだよ。今のお兄ちゃんは一文無し」

「そうだよな~。でも俺の部屋に隠してある通帳が母さんに見つかってなかったら金はあるぞ」

クローゼットの中に母さんに見つからないように隠したバイト用の通帳。旅行に行った時に三万円ほど引き出したが、そのままの状態ならば、まだ五万ほど残っているはず。

「そうなの? それならよかった」

「なにが?」

「だってお母さん食費一万円しか置いていってないもん。元々私だけが使う予定だったから、お兄ちゃんがいるとお金もたないから……」

……悪意はないんだろうな、きっと。だけど聞く側からしたら、

『あ、お兄ちゃんが帰ってきたせいで私の数日分の食費が足りなくなる。どうしようかな?』

と受け取れなくもないな。

……駄目だな。中三の時の冷たい千春のイメージしかないから、今の千春が言うことが思ってもないことを言ってる気がしてしょうがない。

「お兄ちゃん、順番来たよ」

千春に言われて前を見ると前にいた人は、もう注文を終えており、俺の番が来ていた。

俺はレジの前に行き、二人分の注文をした。それから一分も経たない内に商品はきた。

「ほら、お前の分」

待っていた千春に商品を渡す。

「財布は?」

「席に着いたら渡すって。返さないとでも思ってるのかよ」

「いや、だって昔はよく私のもの取っては泣くまで返してくれなかったから」

「そんなことあったか?」

思い当たる節はあったが、敢えてとぼけてみる。

「あった。私が小学生の時はしょっちゅうやってた」

テーブルに商品を置き、席に座る。

「いや、そんな昔のことは覚えてないな」

注文したフライドポテトを数本手で掴んで食べる。

「それ嘘でしょ。家を出る前に鍵のこと言ってたもん。その時の事を覚えてて、この事を忘れてるわけない」

チーズバーガーを小動物のように少しずつ口にしながら千春が言う。

「いや、そんな全部は覚えてないから」

千春にばれないように平静を保とうとする。

「あ、鼻がピクピクしてる。嘘なんだ」

あ~ばれた。

「ばれたか。本当は覚えてるよ。ほら、財布」

持っていた財布を千春に返して俺は白状する。

「はい、どうも。それにしても、その癖治らないね」

千春の言う癖というのは俺が嘘をつく時、問い詰められると、鼻が動いてしまうものだ。今はだいぶ抑えられるようになったが、時折こうして抑えることができずに嘘がばれる。

「うっせえ。勝手に動くんだからしょうがねえだろ」

「それがなければ、もう少し上手く嘘つけるのにね」

「いいんだよ。俺は嘘をつかない男なんだ」

「なに言ってるんだか。や~い鼻ピクピク」

なんか変なあだ名をつけられた。しかも小学生レベルの。これでからかってるつもりか?

「なにが鼻ピクピクだよ。お前なんか小学四年生までおねしょしてたじゃねえか」

飲んでいた烏龍茶を吐き出しそうになり、千春はむせた。

「ちょっと、それは言わないでって」

「お前が鼻ピクピクって言わなければいいぞ」

「……はぁ。わかったわよ」

俺の提案に千春は半ば呆れ気味にため息を吐き、観念した。

勝った。これぞ兄の意地。歳が近くなっても妹は兄に勝てないんだよ。

「なにちょっと誇らしげにしてんのよ。しかもドヤ顔っぽくてむかつく」

「いや、別にお前を言い負かせたことを誇ってなんかないぞ。それにドヤ顔ってなにかわからないから」

「まあいいや。なんか馬鹿らしくなってきた」

千春は残った少しのポテトを食べた。俺はジンジャーエールを飲み、口の渇きを潤す。

その後はお互い黙々と食事を取った。

隣にあるゲームセンターからこっちに人が向かってきたのは食事を終え、二人でゴミを捨てに行き、これからどうしようかと考えていた時のことだった。

「ハル~」

誰かを呼ぶ声が聞こえて辺りを見ると、制服姿の女子高生が二人と男子が一人こっちに歩いてくる。三人の中の一人は見覚えがあるが残りの二人は見たことはない。おそらく千春の知り合いだろう。

「あっ明衣。それにゆーちゃんと柴田くん」

三人に気がついた千春が返事をする。

「ヤッホー」

「こんにちは」

「どうも」

三人それぞれが挨拶を交わす。

「みんな課外の帰り?」

「そうだよ~。もうせっかく冬休みになったのに、イヤになっちゃうよ」

「しょうがないよ。わたし達受験生なんだもん。ね、拓海くん」

「ああ。もうセンターまで一ヶ月ないからな」

「そっかぁ。やっぱりみんな忙しいよね」

「そうだよ。この就職組め。ハルも勉強しろよ~」

「いや、私勉強してないわけじゃないから」

「あれ? そうなの?」

俺は四人が話し合うのを少し離れた位置で聞いていた。センター試験とはずいぶん懐かしい単語が聞こえてきて、みんな頑張ってるなと内心感心していた。ちなみに俺は推薦で受かったので記念受験でしかセンター試験を受けてない。当時は友人に八つ当たりされたりしたものだ。

「ところでハル。さっきから気になってたけど、この人は?」

それまでの雑談から一転。急に話の矛先が俺の方に向いた。

「えっ? あ、あ~この人は」

突然の問いかけに千春は動揺していた。何故なら、この場には俺が死んだことを知っている人がいるため、俺を兄と言えないのだ。

「もしかして……」

「いや、違う。なにを考えてるのかはわかるけど、ちがうから」

明衣と呼ばれている少女が疑惑の視線を千春になげかけている。たぶん俺を千春の彼氏かなにかと勘違いしてるのだろう。そして千春も都合のいい言い訳が思い浮かばないで焦っていた。

「そ、そうだ。ゆーちゃんは見たことあるよね、こいつ」

ゆーちゃんと千春に呼ばれた女の子。正確には立花優里に千春は救いを求めた。彼女は親同士の仲が良かったため昔からよく家に遊びに来ていた。当然、俺とも面識がある。彼女が母さんと同じでなければ俺だと気がつくはずだ。

「えっと……」

「ほら、家に来たときによく見たでしょ?」

なにその扱い。俺は観葉植物か何かか?

「ごめんなさい、わかりません」

「そっかぁ……。ところでゆーちゃん。お兄ちゃんの顔覚えてる?」

「佳祐さんのことですか? 覚えてますけど」

「この顔見て似てると思わない?」

千春は俺の顔を掴むと優里ちゃんに近づけた。

「え~っと、たしかに少しは似てますけど」

「そう。ならいいの」

千春は掴んでいた俺の顔を離し、少しだけ落ち込んだ。俺は何故か優里ちゃんの横にいる男に睨まれた。

「……で、結局その人だれ?」

再び明衣と呼ばれている女の子からの質問がきた。千春は未だになんと答えればいいのか悩んでいる。

……しょうがないな。困っている妹に助け船を出すか。

俺は千春の友人の三人に向かって、

「こんにちは、千春の従兄弟の佐山壮介です」

と自己紹介をした。
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絶園のテンペスト

こんばんは~建野海です。

さあ、今日は久しぶりの不定期漫画紹介日記です。

べつに書くことがないから、してるわけじゃないですよ?(……ホントだよ?)

今日紹介する漫画は現在月刊少年ガンガンで連載中の「絶園のテンペスト」という漫画です。(またガンガンですか!)

物語のあらすじは、ある日魔法使いの一族鎖部家の長であり最強の魔法使いである鎖部葉風が部下によって孤島に流されるところから始まります。

そしてまた、普通の高校生活を送っていた滝川吉野は両親と妹が殺された友人、不破真広と再会をします。
そして、そこで両親と妹を殺した犯人を見つけるため葉風と取引をした真広、孤島から抜け出すように真広と協力関係を結ぶ葉風、それに巻き込まれる形で旅をすることになった吉野。

この三人を軸にして物語は進んでいきます。

この作品のよい点をあげると、まず原作を「スパイラル」の原作担当だった城平京さんがしている点です。

スパイラルの時は謎解きからバトル&謎解き(登場人物の出生の秘密)などに軸を置き、話が進められました。

今回も謎解きはありますが、それはスパイラルの時とは違う種類のものです。個人的にはこっちの話のが好みです。

次に作画を担当している彩崎廉さん。おそらく今作が初の連載作品だと思いますが、画力が圧倒的に高い!! これがものすごくよかったです。新人さんとは思えない。

また、物語に登場する魔法にもきちんと制約があり、そのせいで一族最強の魔法使いである葉風が孤島から出ることができず、真広と取引をして協力をしているという状況になっているという点もいいです。

あと、魔法使い同士(正確には少し違いますが)の戦いや、先の読めない展開なども気に入った要因の一つです。

あと、題名のテンペストからわかる人もいると思いますが、これはシェイクスピアの「テンペスト」からとっています。(自分は読んだことがありませんが……)

そのため、作中でよくシェイクスピアのセリフが使われています。

そして建野海一番のお薦めは一人の女性を巡る真広と吉野、それぞれの考え。

少しネタバレになりますが、この女性というのは真広の妹の愛花のことです。そして、よく二人の回想に登場します。

真広は自覚なし(あり?)の超シスコンで、妹に彼氏の影を確認しようものなら、半端じゃないくらい動揺して激昂します。

また、吉野は二人の友人で愛花とは仲がよくありませんでしだが、実は……(ここからは単行本で確認を)
まだ単行本が二巻しか出ておらず、集めるのにも苦労しないと思います。ちなみに今月に最新刊がでます。

画力も安定しており話もそれなりにまとまっているので、もしかしたら少ない巻で話を纏めて終わってしまうかもしれません。

個人的な予想としては単行本5~7巻くらいでたらアニメ化するんだろうな~と考えています。

一応少年誌ですが、登場人物のほぼ全員がイケメン&美少女です。主人公は周りに流されやすいけど切れ者と俺様至上主義(シスコン)だけど頭はいい二人ですので、男性、女性両方にもお勧めできます。

Mな人もSな人もどっちもいけるんだよ!! (・ω・)ナニイッテンダ


自分としてはかなりいい作品だと思うので興味が湧いた方は一度読んでください。
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「迷子の私と天使の人形」 2


約束の時間まで残り一時間程になり、私は準備を終えて家を出た。

メイクはしっかりした。服はファッションセンスのある友達にこの日の為に選んでもらったものを着ている。

準備は万端、さあ行こう。

家を出て二十分ほど歩き、待ち合わせ場所に辿り着く。待ち合わせ場所は六年前に店長と出会ったクリスマスツリーの下。

六年前と同じ場所を選ぶなんて自分のことながらずいぶんと夢見てると思う。

ツリーの周りに置かれた石造りのベンチに座り、店長を待つ。

なんだか、一秒一秒がものすごく長く感じる。

落ち着かない私は何度も携帯電話をカバンから取り出して時間を確認する。まだ、十分もすぎていなかった。

緊張のせいか、心臓の鼓動がやたら耳に響く。気を紛らわすために周りを見る。しかし、それは今の私には逆効果だった。

周囲には仲良く腕を絡めあうカップルが大勢いた。しかも他に人がいるにも関わらず、いきなりキスを始め、二人だけの世界を作りだしている。

う、うわぁ。き、キスしてるよぉ。あわわ、あっちは舌絡めてる。あれってディープキスかな?

もしかしたら、私もあんなふうに……。

期待に胸を膨らませて私は彼を待った。

約束の時間まで五分を切った。すっかり暗くなった夜空を私の後ろにあるツリーが明るく照らしている。

少し冷たくなった手にハァ~と息を吹きかける。白くなった吐息はそのまま夜空に溶けて消えていった。

さっきまでの期待はどこにいったのか、だんだん不安が募ってきた。

やっぱり……来ないのかな?

不安に押しつぶされそうになり、私はうつむく。そんな時、私に近づく足音が聞こえ、私の目の前で止まった。

……来た!?

うれしさから顔を上げる。しかし、目の前いたのは彼ではなかった。

「こんばんは。君さっきからずっと一人でいるよね。もしよかったら俺たちと遊ばない?」

私より少し年上に見える茶髪の青年がいた。

「いえ、私人を待ってるんで……」

「え~いいじゃん。なんならその子も一緒に連れてくればいいしさ。ほら、行こうよ」

私が待ってる人を女友達だと勘違いしている青年は無理矢理私の手を掴んで仲間の元に連れてこうとする。

いや、やめて!!

驚きと恐怖から声にならない悲鳴を心の中であげる。

誰か、助けて……。

「そこのお前。人の女に何してんだよ」

助けを求めた瞬間、聞き慣れた声が近くから聞こえた。

「あ!? 誰あんた?」

「誰って、そいつの彼氏だけど? お前こそ誰だよ。それより早くその手離せよ」

「……んだよ! 彼氏持ちかよ。だったら最初から言えよ」

私の手を離すと青年はそう言い残し、この場からさった。

解放された私はすぐさま店長に駆け寄り抱きついた。

「こわかったです、てんちょ~」

安心感から涙が溢れだす。せっかくセットしたメイクも容赦なく流れた。

「悪かったな。こんなことになるならもっと早く来ればよかったな」

店長は優しく私を抱きしめて、頭を撫でて慰めてくれる。

「そ、そうでずよぉ。わたしぶぁってたんでずから」

嗚咽を漏らし、涙声で何を言ってるのか自分でも判断できない。

「あ~泣くな、泣くな」

店長はポケットからハンカチを取り出して私の涙を拭く。

私は気持ちが落ち着くまで店長に身を預けた。

しばらく経ってようやく落ち着いた私は店長がいるという現実に改めて気づいた。

「それにしてもてんちょ。来てくれたんですね……」

「まあ、な」

さっきの出来事があったせいか、何を言っていいのかわからない。なにしろあのせいでムードの欠片もないからだ。そして、何を言っていいのかわからないのは店長も同じようだった。

長い沈黙が互いの間に漂う。そして、その沈黙を破ったのは店長だった。

「それで、話って?」

突然本題に入られて私は焦る。ここに来るまでの覚悟や勢いはすっかりなくなっていた。

「あ、あの。その。えっと……」

喉元に言葉が引っ掛かってうまくでてこない。もどかしさから、また瞳に涙が浮かぶ。

「わ、わたし……てんちょが好きです。……付き合ってください」

ようやく絞りだした言葉はなんとも小さいものだった。もしかしたら店長に聞こえてないかもしれない。

店長から返事はない。

やっぱり、ダメだったんだ。当然か、私なんてまだ子供だし。ついさっきなんて迷惑かけちゃったし。

瞳に溜まっている涙が一粒頬を流れる。

それと同時に唇に暖かい何かが触れた。これが店長の唇で私にキスをしているんだと気づくのに時間はかからなかった。

数秒のキスを終え、店長は唇を離した。

「――ぁ」

名残惜しさから私は声を漏らす。そんな私に店長は、

「これが俺の答えだ」

今までの人生で一番嬉しい言葉を口にした。

「うう……てんちょ~」

今度は嬉しさから、また涙が流れる。

「なんだ、さっきから泣いてばかりだな?」

「だれのせいですかっ!!」

「まあ、俺のせいかな?」

「じゃあ責任取ってください」

「どんな理屈だよ。ったく、しょうがないな」

そういって店長は再び私に優しいキスをした。

今度はさっきより長く、互いに求めるようなキス。

あまりの心地よさに何も考えられなくなる。

しばらくして、店長の唇がまた離れる。

「……てんちょ」

脳がとろけるような感覚がする。店長以外視界に映らない。

「ひとまずここ離れるか」

「……はい」

店長が差し出した手に指を重ね合わせて二人歩きだした。



店長に引っ張られて連れてこられたのは〈Lilac〉だった。暗くなった店内に入り、店長が明かりを点ける。

明るくなった店内。店長は私を椅子に座らせ、厨房に入った。

普段見慣れている店内に入ってようやく冷静さが戻り、状況の整理ができた。

私、店長の彼女になったんだ。

実感が湧くと共に、唇に残る店長のキスの感触を思い出して身悶える。

キス! キスしちゃった! しちゃったよぉ。

叫びたくなる衝動を必死に押さえる。ここが防音仕様ならおもいっきり叫んでいた、きっと。

誰かに今の状況を伝えようと思い、カバンから携帯電話を取り出す。

誰に連絡しよう? 冬香さん? それとも千春お姉ちゃん?

どうしようかと悩んでいると、カバンの中のあるものが視界に入った。

それは、ずっと返そうと思っていた天使の人形。

そっとカバンから人形を取り出す。

私と店長を出会わせてくれた人形。

「ありがとう。あなたのおかげだね」

家を出る前と同じように人形を抱きしめる。

「ほら、これ飲め」

いつの間にか厨房から戻ってきた店長が湯気の立っている紅茶を渡した。

「いただきます」

渡された紅茶を一口飲む。冷たくなった体に温かい紅茶が染み渡る。

「ところで、その人形は?」

紅茶を飲みながら店長が尋ねた。どうも、この人形を覚えてないみたい。

まぁ覚えてなくてもしょうがないよね。だって六年前の事だし。それにほんの少しの出来事だったし。

「これはですね……」

私にとって大切な出来事を忘れてしまった“彼氏”のために私は一から説明する。話し終えたときの驚いた反応を期待して。


クリスマスイブ。


聖なる夜の前夜に一組の男女を結び付けたのは、やはり神の使いの天使だった。
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「迷子の私と天使の人形」

真っ白い雪が空からひらひらと舞い降りる。

夜の暗闇を照らすイルミネーションの明るい光。さまざまな色の光に照らされて白い雪は変幻自在に姿を変えていた。

今日は、クリスマスイブ。

「……さむいよぉ」

すっかり冷たくなった手にハァ~と息を吹きかける。

お母さんとお父さんとはぐれて、だいぶ時間が経った。二人とはぐれた時のために決めた待ち合わせ場所の大きなクリスマスツリーの下。ここに来てからずいぶんと時間が経つのに一向に二人はやってこない。

なんで、こないの? はやくきてよぉ。

ジワリと目蓋に溜まり始めた涙を服の裾で拭う。溜まり始めた涙はすぐに消えたが、不安は胸の奥底に積もっていく。

少しでも心をおちつけようと私は手に持った紙袋からあるものを取りだした。

紙袋から出てきたのは、いちょうのようなうす黄色のわっかを頭の上につけ、みんなに幸福を運ぶ純白の羽を羽ばたかせ、悪魔をやっつけるためのステッキを持った小さな天使。クリスマスツリーに飾る人形だ。

この子も私と一緒。迎えに来てくれる人を待っている。

「お母さんたち遅いね」

私は天使に話しかける。

「……」

当然返事は返ってこない。ちょっぴり悲しくなって私はうつむいた。

「おなか、すいたな~。はやく迎えにこないかな?」

「……そうだねぇ」

……えっ!?

独り言と思って呟いたのに返事がした。もしかして今のって……人形がしゃべったの?

そう思うと同時に私の目の前が突然薄暗くなった。足元を見ると誰かの影ができていた。

お母さん? お父さん?

ようやく迎えが来た。そう思って顔を上げる。しかし、私の前に現れたのは二人ではなかった。

「キミ、迷子?」

困ったものを見つけたような表情をした男の人がそこに立っていた。



「てんちょ~、片付け終わりました」

店内の掃除と片付けを終えた私は厨房で明日の準備をしている店長に声をかけた。

「お疲れさま、小夜ちゃん。今日はもう終わっていいよ」

明日の予約の確認をしながら店長が答えた。

「わかりました。お先に失礼します」

店長に挨拶をして私は厨房をでた。

「あれ? 小夜ちゃん今日はもう終わり?」

厨房を出るとレジの横でお客さんのケーキの梱包をし終わった冬香さんが私に声をかけた。

「はい。今日はもう終わりです」

「ふ~ん。普段夜遅くまでのシフトの小夜ちゃんが今日に限って早いとは……。やっぱり彼氏とイブの夜を過ごしたいなぁ、なんて考えてるのかな?」

「ち、違いますって! そもそも私彼氏いませんから」

「なんだ、じゃあ一人でさみしく夜を過ごすのか。つまんないなぁ」

若干残念そうに冬香さんはため息を吐いた。

「そういう冬香さんはどうなんですか?」

「あたし? あたしは彼氏と過ごすよ」

別に大したことではないと言うように冬香は答えた。

「なんですかそれ~。自分はちゃっかり彼氏と過ごすじゃないですか」

「まぁ、こういったことは自分の安全が確保されてて聞くもんだしね」

「なんだか、ずるいです」

一杯食わされたことに表面上は腹をたてる態度をとる。

「ごめんごめん。そうむくれないの」

「べつに、むくれてませんから」

「じゃあお詫びにお姉さんが一つアドバイスをしてあげよう」

アドバイス? いったいなんのだろう?

なんのことだかわからず、疑問に思ってる私の耳元に冬香さんは顔を近付け、

「店長はああ見えて奥手だから、もし来たらいきなりキスしちゃいなさい」

誰も知らないと思っていた私の今日の予定にアドバイスをした。

「え、えっ!? な、なんで知ってるんですか!?」

「ちょっと、声が大きい。まだ店内で食事してるお客さんいるんだから」

冬香さんに言われて周りを見ると、何事だといった表情でこっちを見ているお客さんが何人かいた。しかし、何もないとわかると直ぐに食事を再開した。

「なんで冬香さんがそのことを……」

今の出来事を反省して、私は小声で訪ねる。

「いや、実は小夜ちゃんが店長を誘うとこをこっそり見ちゃって」

なんてことだ。細心の注意を払って行ったことが、こんなに簡単に知られてるなんて……。

「じゃあ最初から私の今日の予定知ってたんですか?」

「うん。だからちょっとからかってみた」

質が悪い冬香さんに私は頭を抱える。まさか知ってる人がいるとは思いもしなかった。

そう、私は一週間前に店長を誘ったのだ。

「それにしても店長かぁ~。確かに顔は悪くないし、性格もいいほうだけど、歳の差六つだよ? 下手したら犯罪だよ?」

「い、いいじゃないですか。歳が離れてたって……。それに私もう十六ですから。結婚できる歳なんで、犯罪じゃないですから」

必死に弁解するが、冬香さんはそれを聞いて今度はニヤニヤと口元を緩ませて温かい目で私を見てきた。

「そう。結婚。なるほどね~。小夜ちゃんはもうそんなことまで妄想しちゃってるんだ」

冬香さんの指摘に私は頬が熱くなるのを感じた。

「……そうですよ、妄想ですよ。だって、私まだ誘っただけですし、告白したわけでもないですし、OKもらって付き合ってもないですから」

「あ~もう。ホント小夜ちゃんはかわいいね」

冬香さんは私を抱きしめて乱暴に髪を撫でた。

「や、やめてください。恥ずかしいです。それにお客さん見てます」

「確かに。あまりはしゃぎすぎると店長も来ちゃうだろうしね」

「へ~俺が来るとなにか都合が悪いのかな?」

冬香さんが私を離すと同時に背後から聞き慣れた店長の声がした。

「あ、あれ~店長来てたんですか?」

冬香さんが口元を引きつらせて店長を見ている。

「なんだか少し店内が騒がしかったからね。まだお客さんがいるんだから、静かにしててくれ」

店長が冬香さんを嗜める。

「それって、お客さんがいなくなったら静かにしてなくててもいいってことですか?」

冬香さんの反撃のへりくつに店長は呆れ半分諦め半分のため息を吐く。

「まぁ、いなくなれば多少はいいけどね。その代わり、お客さんがいるときはきちんとしてくれよ」

「さすが店長。話がわかる!」

「それと小夜ちゃん。タイムカード切った?」

「あ!? まだ切ってないです。すいません」

「まだ時間は過ぎてないからいいよ。話をするならきちんと終わってからね」

「……はい」

「それじゃあ俺は戻るから」

再び厨房に戻ろうとする店長。その後ろ姿になんだか無性に我慢ができなくなり、

「あの、てんちょ。私今日待ってますから」

わざわざ言わなくてもいいことを口にした。

店長は少しだけ驚いた後、前と同じように困ったような笑みを浮かべて、

「もしかしたら、俺は行かないかもしれないぞ?」

と言った。

「それでも、いいです。私、待ってます」

今度は返事をしないで店長は厨房に戻った。

「……いやぁ~青春、青春。あたし隣で聞いてて恥ずかしくなっちゃった」

顔を手で覆い、指の間からチラチラとこっちを見る冬香さんを見て、私はハッとし、あることに気づく。

そうだ、まだお客さんがいたんだ。

嫌な予感と共にお客さんの方を見ると、独り身の女性達からは嫉妬や妬みの視線が向けられ、ノリの良さそうな男性陣はこちらにエールを送ってきた。カップルは自分たちの時の出来事を思い出しているのか優しく見守ってくれている。

「わ、私帰ります!!」

その場にいるのがいたたまれなくなり、私は逃げだすようにロッカールームに向かった。




バイトを終えて家に戻り、ずいぶん時間が経った。ベッドに寝転がりながら時計を見ると時刻は七時過ぎ。予定の待ち合わせまで二時間ほどだ。

いや、待ち合わせじゃないか。絶対来ると約束したわけじゃない。これは私が勝手に押しつけた予定だ。

まだ家を出てすらいないのに不安でいっぱいになる。

ベッドから起き上がり机の引き出しからあるものを取り出す。

取り出したのは、少し薄汚れた天使の人形。

六年前に私がある男の人からもらったものだ。



『キミ、迷子?』

両親を待っていた私の前に現れた一人の男性。私は一人でさみしかった中、声をかけてもらえたうれしさと、見知らぬ人に話しかけられた警戒心の狭間で揺れていた。

なんて返事すればいいのかな? そもそも返事をした方がいいのかな?

考えた末に結局返事をすることにした。

『迷子じゃないもん』

『じゃあ、誰か待ってるの?』

『うん。お父さんとお母さんを待ってるの』

『そうなんだ。ところで隣座ってもいいかな? 疲れちゃってさ』

『べつに、いいよ』

私の隣に彼は座った。しばらく沈黙が続き、やがて彼は遠慮がちに尋ねた。

『実は俺さ、少し前にここにいたんだけど、その時に忘れ物をしちゃたんだ』

そういって私の持ってる人形を彼は指差した。

『キミの持ってるそれなんだけど。返してくれたら、うれしいな』

壊れやすいものを扱うかのように彼は優しく私にお願いした。しかし、私はこれを返してしまったら、彼がこの場から帰ってしまう気がして、

『イヤ。これ私が拾ったんだから。だからもう私のなの』

などといって彼に人形を返さなかった。

しかし、彼は私の返事に怒ることもなく、『そっか』と一言呟き両親が来るまで一緒にいてくれた。

結局私は彼に人形を返さず家に持って帰った。

それから年を重ねる度に当時の自分に呆れ、そんな私に文句の一つも言わずに優しくしてくれた、名前も知らない男性を気にするようになった。

これが初恋だと気がついたのは中学生になってすぐだ。近所に住む私より二つ上のお姉ちゃんに相談したところ、

『きっと恋だと思う』

そうお姉ちゃんに言われて私はそれまで自分の中にあったモヤモヤした感じが恋だと知った。そして、もう一度あの時の彼に会いたいと思った。

しかし、いくら彼に会いたくても名前も素性も何も知らない私に彼を探す術はなく、胸の奥底に恋心を秘めたまま月日は流れた。

そして、今年の春。高校生になった私は友達が見つけた新しいケーキ店を紹介されて数人の友達とそのケーキ店へ行った。

〈Lilac〉と書かれた看板を見ながら私達は店内に入る。オープンしてまだあまり日が経ってないことがわかる祝いの華の数々。雰囲気がよくオシャレな店内。店内で買ったケーキを食べるスペースもあり、主婦や私達と同じ学校帰りの学生が多くいた。

『なるほどね~。これは勧められるのもわかるなぁ』
私の発言に一緒に来ていたみんなも『だね~』と同意する。

『それにしてもリラックか。リラックスと掛けてるのかな? この店』

私がそう呟いた時、

『この店の名前はリラックじゃなくてライラックっていうんだよ』

そう答える男性の声が聞こえた。声のした方を向くとそこには一人の男性がいた。そして、その男性の姿を見た瞬間私の思考は停止した。

『ちなみにライラックっていうのは落葉樹の一種で香水の原料ともされてるんだ』

目の前の男性は律儀に店の名前の説明をしてくれているが、私の頭には入ってこない。

ああ、目の前にいる男性はあの時の彼だ。私はそう確信する。

彼は少し大人っぽくなっていたが、雰囲気や面影はほとんど変わってなかった。再開の感動に心を撃たれた私はその勢いで、

『あ、あの。バイトの面接を受けたいんですが!!』

と言った。その後、いきなりのバイト面接の要望に面食らった彼はやはり以前と変わらず文句一つ言わずに、

『今日は面接できないから、また日を改めてしようか』

と丁寧に応対してくれた。

その後、なんとか面接を終えてバイトに合格した私は、彼、永瀬俊也。通称店長の元で働くことになった。

あれから、約半年。いろいろなことがあったけど、ついに私は店長を誘った。結果はどうなるかわからない。それがわかるのは後二時間後だ。

どうか、いい結果になりますように。

天使の人形を胸元でギュッと握りしめ、私は祈った。



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小説完成報告

こんばんは、建野海です。

予想よりだいぶ早いですがクリスマス&2000Hit記念の小説出来ました。

本当はリクエスト16日締め切りで書き出すはずだったんですが、Sugar'dさんと水聖さんのリクエストをいただいた時点でやる気が溢れだし、暇ができた今日の午後から一気に書き上げて、ついさっき完成しました。

できれば小説読む前にこちらを読んでいただけるとありがたいです。(べつに読まなくてもいいですが……)

一応引き続き16日までリクエストを受け付けて、余裕があればもう一つ書けたらいいなと思います。

ちなみに、本編中では既出の作品からゲストキャラがいます。この作品を書いていて時系列が一緒だと気がついたので出しました。

その作品を読んだことがある方はニヤリとするかもしれません。

この作品を読むうえでは知らなくても大丈夫ですので安心して読んでいただいて結構です。

それでは、「迷子の私と天使の人形」をお楽しみください。
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おいしいよ

こんばんは~建野海です。

現在名古屋のミッドランドスクエアに来てます。

ケーキを食べようと地下一階のスイーツ店に来ましたが、どこもいっぱいでした。

しばらく待ってようやく席が空き、現在待ちに待ったケーキを食べてます。

これです↓




ミルクレープとブレンドコーヒーです。

お店はDEAN&DELUCAという場所です。

ケーキがとてもおいしいです。

ただ一つ問題があるとするなら……

一人で食べてるんですよね~(笑)

クリスマスシーズンなので周りを見るとカップルや夫婦でいっぱい!!

そんな中一人でケーキ食べてるんですよ、自分。

ぼっちバンザイ!! といった感じです。

……寂しいです。
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名古屋着いたよ~

はい、着きました名古屋。

一時は本当に焦りました(笑)

なんせ岐阜まで行ってましたから(・ω・)

今からは名古屋のスイーツを求めてさ迷い歩こうと思います
(*^□^*)
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このマヌケ!!

こんにちは、建野海です。

今日は久しぶりに名古屋に行きました……。

そう、行く予定でした。

電車に乗って、席に座り、ゆらゆらと揺られながらのんびりとしていました。

前日まで忙しかったので疲れたなぁと思っていると……

いつのまにか寝ちゃってました(笑)

そのせいで現在名古屋駅を通り過ぎて、よくわからない場所に流されています。

とりあえず、次の駅で降りて名古屋に戻らなければ!!
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「刹那のぬくもり、そして……」 5


「一度着替えてくるわ」

そういってお兄ちゃんはリビングを出ていった。私に心配させないためか、お母さんとの話についてはなにも言わなかった。

電話なんて……しなければよかった。

そんな考えが頭に浮かぶ。あのまま昔みたいに接していて、今起こってる現実から目を背けていれば、こんなに悩まないで済んだに違いない。

お母さんにはお兄ちゃんはわからなかった。でも、私には目の前にいるのが確かにお兄ちゃんだってわかる。

死んだ人が目の前に再び現れる。冷静に考えればそんなことはありえない。自分一人にしか存在が確認できてなければ、そんなものはただの妄想だと笑いとばせたかもしれない。

でも、いるのだ。確かに、ここに。自分だけじゃなく、他の人にもその存在は確認できている。

それならどうして“彼”のことをお兄ちゃんだと、私は認識できてお母さんはできなかったんだろう?

解けない謎はまた謎を呼び、より複雑なものになっていく。

たった一、二時間ほどの出来事なのに慣れないことに頭を使ったせいか、ものすごく疲れがきた。それにお腹も減ってきた。

ああ、そういえば今日はまだご飯食べてなかったなぁ。

壁にかけてある時計を見ると朝食を食べるには遅くて、昼食を食べるには少し早かった。

何か軽く食べようかと思ったが、冷蔵庫の中にはいま食材が何もなかったことを思いだす。

そうだ、お母さんが数日分の食費に一万円くれたんだった。

こたつの上に置いてある財布を手に取り中身を確認する。貰ったお札が一枚と元からあった小銭がいくらか入っていた。

食材を買いにいって家でご飯を作って食べようか、外で食べようか考えていると、着替えを終えたお兄ちゃんが戻ってきた。

「お待たせ。とりあえず着替えてきたけど、今からどうする?」

「どうしよう?」

「そういえば、お前飯食ったか?」

「まだだよ。でもお腹すいた」

「う~ん、冷蔵庫に何かあるかな?」

お兄ちゃんはそう言って冷蔵庫の中を見るが、当然中には何もない。

「ちょうど今外食にしようか食材を買ってきて家でご飯作ろうか悩んでたところなんだ」

「そっか、じゃあひとまず外でるか」

「いいよ」

二人一緒に外に出る。

玄関の鍵を閉じようと植木鉢を持ち上げたとき、

「そういえば鍵の置き場所変わってなかったんだな。三年経ってるなんて知らなかったから今になって驚いたよ」

とお兄ちゃんが笑いながら言った。

言われてみると確かに鍵の置き場所は私が中学生のときから変わっていない。

だけど、それがどうしたのだろう? そう思っていると私の疑問にお兄ちゃんは答えた。

「覚えてるか? まだ千春が中学生になったばかりのころ俺が鍵持ったまま遊びに行っちゃったことがあっただろ」

お兄ちゃんの話している出来事を記憶の底から拾い上げる。言われてみれば、そんなこともあったかもしれない。

「そのとき母さんはちょうど出かけてて、家には誰もいなくてさ。夜になって俺が帰ってきた時、お前玄関前で座って待ってたんだよ」

「……そうだっけ?」

そこまで鮮明に覚えてない。いい加減な記憶だ。

「そうだよ。それ見て俺はすごい焦ったよ。絶対怒ってると思ったからな。だけど、お前帰ってきた俺に何て言ったと思う?」

何て言ったんだろう? 全然わからないや。

「『お兄ちゃん暫くの間、私の買い物の荷物持ちね。異論は認めないから』って言ったんだよ。それから一ヶ月くらいの間ずっとお前の買い物の荷物持ちさせられたよ」

「へ~。そんなことあったんだ。お兄ちゃんよく覚えてるね」

「まあな。夜風を浴びて寒そうにしているお前を見て罪悪感でいっぱいだったからな」

そんなに気にするようなことでもないのに。今の私が言うのもなんだけれど、たぶんそんなに怒ってなかったと思う。それよりも一人でずっと待ってて寂しかったんだろうな、きっと。

「でもなんで急にそんな話をしたの?」

「う~ん。口に出すと照れくさいんだけどな……」

お兄ちゃんは視線を私から反らして照れながら言った。

「知らなかったとはいえ、今までずっと一人にさせてただろ? それに理由はよくわからないけど、一度死んだ俺がこうしてここにいる。だから、さ。またお前の荷物持ちをしてやろうと思ったんだよ。そんだけ……」

よほど照れくさいのか、最後の方は声がだいぶ小さくなり顔も真っ赤になっていた。そんな一生懸命なお兄ちゃんを見て私は苦笑する。

「お兄ちゃんってばクサすぎ。青春ドラマじゃあるまいし」

「ああ~もう。だから言いたくなかったんだよ」

ますます顔を赤くするお兄ちゃん。そっぽを向いて顔の赤さを隠していたが、自分でもおかしいと思ったのか、お兄ちゃんも笑いだした。

空にわたしとお兄ちゃん、二人の笑い声が響き渡る。

やがてお互い笑い疲れ、

「そろそろ行くか」

「うん。行こっか!」

私達は行き先も決めてない外出を開始した。
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2000hit(脅し付き)

こんばんは、建野海です。

ふとアクセスカウンターを覗いてみたら、2000hit越えてました
( ̄□ ̄;)!!

ビックリです。

扉の中の部品たちに来ていただいた方々、ありがとうございます。

感謝の意も込めて2000hit記念の短編小説を書こうと思います。

できれば、閲覧してくださってるみなさんの意見を聞いて書きたいので、こんな話を書いてほしい! というのがあれば、要望をください。

ただ、何も指定しないのもあれですので、ひとつ題材をあげておこうかと思います。

もうすぐ、クリスマスなので、クリスマスに関連した話で、こんなシチュエーション。こんな話を書いてほしいという意見を求めます。

書き始めが遅くて、期日に間に合わないといけないので、12月16日までを締め切りにしようと思います。

もしも意見がこなかったら、マッチ売りの少女のような悲しい冬の小説を書いちゃいます
(´;ω;`)


(お、脅し文句だ……)



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「刹那のぬくもり、そして……」 4


『ちょっと、まっ……』

千春の静止の言葉が途中で途切れた、おそらく今ので通話も切れたのだろう。

今の会話からわかったことに千春は困惑しながら、俺にアイコンタクトをした。おそらく今の出来事の意見を求めてるのだろう。

残念ながら俺にも今起こってることはわからない。いや、認めたくない。

千春の変わりようを見たため、今自分がいる場所が少なくとも俺の知っている場所とは違うということを少しはわかってたつもりだった。

だから、死んだ家族からの電話なんて信じてもらえないかもしれないと、千春から受話器を渡された時、俺は少し緊張していた。

『あ~えっと、母さん?』

第一声にでた言葉は自分でもマヌケなものだと思う。結局出たのはいつもと変わらない言葉だった。

『あら、あなたは?』

『えっ!? いや、俺は……』

『聞いたことない声ね、千春の友達? それともあなた千春の彼氏?』

……聞いたことない声?

なんだよ、それ。ちゃんと聞いてくれよ。

昨日電話したばかりだろ? いや、ここでは三年前だっけ?

……どっちでもいいよ。息子の声を忘れるなよ。

『もしもし? もしかして言いたくないことだったかしら?』

電話ごしに聞こえる声の感じからわかってしまう。通話先の相手、母さんにとって、今の俺は自分の娘が受話器を渡して初めて会話をした“他人”なんだと。

ああ、母さんには俺のことがわからないんだな。

そう実感するとともに、なんだか体から力が抜けた。

『聞こえてないのかしら……もしもし?』

『えっ……あ、はい』

『あ、聞こえてるみたいね。あなた千春の彼氏?』

『いえ、違います』

『そう。だったら学校の友達?』

違うよ。俺はこいつの兄貴だよ。そう言いたかった。だけど、今の母さんにこんなことを言ってもしょうがない。ここでの俺は“他人”だ。なら、それに相応しい態度をとろう。母さんを困らせたくないから……。

『そうです……』

『そう。それじゃあその子と仲良くしてあげて』

『はい、わかりました』

『一応、私車を運転してるから、そろそろ千春に代わってもらってもいいかしら?』

『ああ、そうですか。それじゃあ千春に代わります』

こうして、母さんと俺の会話は終わり、俺という存在を正常に認識できてるのは千春だけだとわかった。まだ一人しか確認していないが、おそらく他の人も同じだろう。他の人に俺は“佳祐”として認識されないだろう。

いったい、なにが起こってるんだろうか? 俺には……わからない。



「一度着替えてくるわ」

空気の悪くなったリビングから逃げ出すように俺は自室へと向かった。

千春は止めなかった。

二階にある三つ並んだ部屋。その中の左の部屋に入る

旅行に行く前まで使ってた、俺の部屋だ。

部屋に入ると、ヒンヤリとした空気が肌に触れた。昔屋根裏部屋に入った時と同じ空気。

長い間人の温もりから離れ、放置されてきた空気だ。

クローゼットを開けると、中には綺麗に折り畳まれた服があった。

一番上に畳まれてある服を手に取る。……つい先日俺が着ていた服だ。

それは、ホコリをかぶっていてもう何年も人の手に触れられてないようだった。

ああ……理解したよ。今度こそ、ちゃんと。

俺は、死んだ。

服を覆うホコリを手で払い、今着ている服を脱いで新しいものに変える。

「ふぅ」

ため息を吐きだす。落ち込んでもしょうがない。とりあえず今俺のことを唯一認識できてる千春といろいろ相談しなきゃいけないな。

温もりのない自室を後にして俺はリビングに戻った。
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新連載!!


キッタァァァ~(●´∀`●)/

イヤッタァァついに始まりました。

なにかって!? 新連載ですよ!!

アライブ作画担当あだちとかの新連載が月刊少年マガジンで始まりました。

アライブ完結からずっと待ってました。

相変わらず絵のクオリティがヤバくって鼻血出そうでした。

――興奮しすぎですね(笑)。ひとまず落ち着かねば。

なんにしてもこれで、また毎月の楽しみが増えたのでうれしいです。

BLOOD ALONEも雑誌移籍して連載再開したし、最近漫画関連はいいことばかりです。
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「刹那のぬくもり、そして……」 3

「だから、お兄ちゃんは三年前に事故で死んじゃったんだよ」

リビングの椅子に座り、目の前にいるお兄ちゃんに向かって私は教える。

「いや、でも俺は生きてるぞ?」

訳が分からないといった顔でお兄ちゃんは答えた。端から見たら何を言ってるのだろうという会話だが、私達にとっては大真面目だ。

「でも、私は三年前にお兄ちゃんの火葬をして、遺骨をお墓に入れたんだよ」

「うわ、なにそれ。目の前にいる本人に言うことじゃねえだろ」

「だってホントのことだし……」

「う~ん。ますます訳が分からんな」

今の状況が理解できないのか、お兄ちゃんは頭を抱えて悩みだした。

お兄ちゃんが再び私の前に現れて一時間。再開の感動から思わず泣いてしまった。それも号泣。

お兄ちゃんにもすごい慰めてもらって甘えてしまった。冷静になってみると、すっごく恥ずかしい。

ひとまず落ち着いた私は鼻水と涙にまみれた顔を洗面所で洗い、リビングに戻って自分の遺影を見て苦笑いをしていたお兄ちゃんに現状説明をした。

「もしかしたら幽霊なのかな? それだったら納得がいくし」

「いやいや。お前さっきおもいっきり俺に抱きついてたじゃん。触れてるから違うだろ」

「ちょっと、そのことはもういいでしょ。それに触れてるのは私の霊感が強いからかもしれないじゃん」

「お前漫画の読みすぎ。悪いがお前にそんな力はない」

ひどい。そんなに否定しなくてもいいのに。あくまで例えで言っただけなのに。それに、私そんなに漫画読まないし。

「じゃあなんだって言うの?」

私の問い掛けにお兄ちゃんはう~んと唸り、

「タイムスリップとか?」

私の予想よりよっぽど非科学的なことを言った。

「却下。お兄ちゃんくだらなすぎ。私の予想よりひどいじゃん」

「そうか? あながち外れてないと思うけどな」

子供のようにお兄ちゃんは無邪気に笑う。

やっぱり目の前にお兄ちゃんはいるんだと改めて実感して、私もつられて微笑んでしまう。

「そういえば母さんいないけど、どっか行ったのか?」

何気ないお兄ちゃんの問い掛けに私ははっとする。

……そうだ! お母さん! お兄ちゃんがここにいることがお母さんにもわかれば、お兄ちゃんの存在が確かに存在することが確定するはず。

私は自室に戻り、携帯電話を持ってきて電話を掛けた。宛先はお母さん。

車で移動中で着信に気がつかないのか、お母さんはなかなかでない。

早く、早くでてよ。

そう思うと同時に電話が繋がった。

『もしもし?』

『もしもし、お母さん?』

『どうしたの、千春? 何かあった?』

何かあったなんてものじゃない! お母さんも驚くことだよ。

そう伝えたいのをグッと我慢した。今にわかる。

『実はお母さんに紹介したい人がいるの』

『なに、誰なの?』

そこで私はお兄ちゃんに電話を渡した。

お兄ちゃんは、「代わるの?」と小声で尋ねたので、返事の代わりに電話を押しつけた。

『あ~えっと、母さん?』

緊張しているのか、お兄ちゃんは視線を辺りにさ迷わせている。その光景がおかしくって私は笑ってしまった。

『えっ……あ、はい』

お母さんの声が聞こえないため、どんな話しをしているのか聞こえない。こんなことならスピーカーにしておくんだった。

『いえ、違います』

『そうです……』

『はい、わかりました』

しばらくお兄ちゃんの返事を聞いていてあることに気がついた。

何か違う。会話に違和感を感じる。

……そうだ、敬語。お兄ちゃんの会話がずっと敬語なんだ。

なんで? これじゃあ他人の会話だ。

『ああ、そうですか。それじゃあ千春に代わります』

そう言ってお兄ちゃんは私に携帯を返した。通話はまだしている。

『お母さん?』

『なによ、紹介したい人って男友達のことだったのね』

お母さんの言葉に私は絶句する。

違う、違うよ。お母さん、何でわからないの?

『お母さん、わからないの?』

『わからないって、なにがよ?』

『今の電話の相手お兄ちゃんなんだよ……』

『……なに言ってるのよ、千春。私が佳祐の声を間違えるわけないわ。今の電話の声は佳祐とは全く違ったわよ』

『えっ!?』

『あんたやっぱりまだ無理してるのよ。この間あの子の命日だったし……。しばらくゆっくりしてなさい』

『ちょっと、まっ……』

私が答えるまえに通話は切れた。

私は携帯を握りしめたまま呆然とその場に立ち尽くした。

どういうこと? お母さんがお兄ちゃんのこと間違えるわけないし、冗談を言ってる雰囲気でもなかった。

それに、お兄ちゃんだってわかってなかったけど、存在は認識していた。

私はアイコンタクトでお兄ちゃんに意見を求めるが、お兄ちゃんも理解できてないのか、困ったとお手上げのジェスチャーを私に返すだけだった。

なら、一体目の前にいる“彼”は何なのだろうか?
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12月用

こんばんは、建野海です。

昨日も書きましたが、もう12月です。一年の終わりです。今年も早かった……。

夏は暑いわ、残暑は長いわ、急に気温は下がるわと大変な一年だった気がします。

まだ一年終わってないですが
(*´∇`)アハハ

さて、新しい月になったので、テンプレートを変えました。(携帯)猫のいいのがあって、今設定しているのと悩んだのですが、こっちにしました。

理由? 見やすかったからです
(´ω`)

PCの方も変えたいのですが、あまり暇がないので週末にでも変えようかと思ってます。

いいのが見つかるといいな~。
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今日から

こんばんは、建野海です。

久しぶりの更新です。ここ数日忙しくて更新できませんでした。

さて、いよいよ今日から12月ですね~

クリスマスに大晦日、そして大晦日の紅白歌合戦。

イベントたくさんです。

気温もずいぶん下がり、朝起きるのがつらいと感じるようになったりも……(笑)。

もう少しすれば、雪が降りだすかも知れませんね。

冬といえばこたつにスキーですね。(えっ!? 違う?)

2年ほどスキーに行けていないので来年は行きたいなぁと考えてます。

できれば、スノボーの方に挑戦したいです。

ですが、スキーをやったことがある人はわかると思いますが、スノボーは他の滑ってる人からすると、ものすごく危ないし、邪魔です。なので、どうしようかな~と悩んでます。

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こねこ時計 ver.3

CATS
Sweets

プロフィール

建野海

Author:建野海
扉の中の部品たちへようこそ。

名前:建野海

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好きな食べ物: 和菓子、洋菓子などデザート類。

趣味: 読書、ツーリング、ゲーム、ピアノ、映画鑑賞。

好きなマンガ:
ワールドエンブリオ
修羅の門
     3月のライオン
     エリアの騎士
     フルーツバスケット

好きな小説:ダレンシャン
      白夜行
      スロウハイツの神様
      向日葵の咲かない夏
      白い巨塔など。

好きな映画:プラダを着た悪魔
      ワイルドスピード
      僕駐
      インセプションなど。

好きなゲーム:キングダムハーツ
       テイルズ
       ルーンファクトリー
       ゼルダの伝説など

好きなアーティスト:福山雅治
          宇多田ヒカル
          UVERworld
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